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湯浅 慶朗

足指研究所 所長
株式会社グラッドデザイン代表取締役
東京大学スポーツ先端科学技術拠点共同研究員

老人指定病院での高齢者医療キャリアをスタートさせるが、思うような成果をあげられず、自らの力不足を痛感し退職。一度、医療の世界から距離を置く。しかし、「歩けない人を歩けるようにしたい」という小さい頃からの夢をあきらめることができずに、研究を開始し「姿勢」と「足指」に関係があることに気がつく。長年O脚で悩んでいた妻の足指を伸ばしたところ、1週間でO脚が改善し、足指の重要性を確信する。その後、数々の試行錯誤の末、1日たったの5分、足指を広げて伸ばす「ひろのば体操」を考案し、「Hand-Standing理論」を確立。足指研究の第一人者であり、足と靴の専門家でもある。2011年に足からの姿勢咬合理論を確立し、咬合、歯列矯正および予防歯科等にその考え方を応用し脚光を浴びた。

独学と工場への飛び込みにより、靴下の設計、製造を習得。同年にグラッドデザイン株式会社を設立。同社代表取締役。日本初のフットケアセンター開設し、延べ6万人以上の治療実績を誇る。その後、理学療法士として17年間の知識と技術を応用したもの作りの道を志す。足病医学に基づいて「足と姿勢と咬合」をニュートラルポジションに導くSMS(Shape Memory Socks)が完成。足指咬合理論が認められ東京大学と共同研究を開始。